2018.12.29 追記
再生時間の長い音声ファイルで動画化に失敗してしまう問題があったため、回避するためのサイトを別に用意しました。
Twitterへの投稿を主な用途と想定していたため、音声をTwiiter用のフォーマットに一度変換し、その後に動画化していました。
しかし、再生時間の長い音声ファイルの場合は変換処理に時間が掛かってしまい、エラーが発生しているようでした。(変換時間はファイルサイズではなく再生時間に影響されます。)
この変換処理を省き、アップロードされた音声と画像を直接合成することで処理時間を短縮させてエラーを回避しています。
このサイトで作成した動画はTwitterにはアップロードできませんが、他のサービスでは投稿できるはずです。Youtubeへ投稿できることは確認しました。
音声ファイルに画像をつけて動画化するウェブサービスを作りました。
Twitter等のSNSで音楽を投稿したい時に便利です。
※著作権の侵害となるファイルの投稿はお控えください。
使い方
1.画像を選択する
- 動画に使用する画像を選択します。
- あらかじめ用意されている画像、もしくは手持ちの画像を使えます。
- 選択した画像はプレビューフレームに表示されます。
- デフォルトの画像サイズは640×480です。手持ちの画像をアップロードした場合には、縦横の比率を保ちながら640×480以下になるように圧縮されます。
2.音声を選択する
- 音符のボタンをクリックするとファイル選択が促されますので動画化したい音声ファイルを選んでください。
3.動画化する
- 「動画化する」ボタンを押すと動画の生成とダウンロードが始まります。
- ファイルサイズが大きい場合には時間がかかる場合がありますので気長に待ってください。
ファイル形式はmp4です。
いきさつ
先日、自分で作った音源をTwitterに投稿しようと思ったのですが、どうやら動画はアップロードできても音声はできない様子。
Windowsムービーメーカーを使って音源に適当な画像を組み合わせて動画を作ろうと試みたのですが、なぜが保存がうまくいかない。(うちの環境だけかな?)
他の動画編集ソフトを導入して使ってみるも、画面にソフトのロゴがされたり操作方法が煩雑だったりで、結局目的の動画は作れませんでした。
音声ファイルと画像一枚を合体させたいだけなのに何故こんなにも苦労しなくちゃいけないんじゃ!!!
簡単動画作成♪とのたまうサイトに書いてある手法でも手順が10個以上あるとは何事じゃ!!!
そもそも専用ソフトのインストールがだるいんじゃ!!!
と憤ってたらこのウェブサービスが出来上がりました。
なお、このサービスは手軽さを重視しているので、エフェクトの追加も、複数の画像の使用も、テキストの追加もできません。
動画の編集を行いたい場合は素直に専用ソフトを使いましょう。
所感
DTMやってる人が製作途中の音源をスマホカメラで録画してTwitterに投稿するのを最近よく見かけます。
製作途中とはいえ、なぜスピーカーの音をスマホマイクで録音した粗悪な音質の動画を投稿するのだろうかと疑問に思っていましたが、そもそもオーディオファイルをTwitterに投稿する手段がないからなのだと気がつきました。
(もちろんDAWの画面や制作環境を見せたいという意図やオーディオの書き出し自体が面倒というのもあるでしょうけど)
そのため、このサービスのメインターゲットは、音楽をやっていて、静止画の動画で構わないから音源をTwitterに投稿したいという人です。
めちゃくちゃニッチですね。
需要があるのかわからないですが、自分が欲しいものは誰かも欲しがるだろうと言い聞かせて作りました。お役に立てたら幸いです。
<メモ>
タイトルとヘッダーがダサいのでいい案が思いついたらなんとかしたい。
用意している画像が無地のものしか無いため、ポップでキッチュでパンキッシュな画像に差し替えたい。(予定ではなく希望)